競売入札

入札書

不動産のお話で・・・

「競売」というと一般の方には「怖い」とか「難しそう」などといったイメージが

あるかも知れません。

しかし最近はインターネットで物件情報が確認でき、入札の手続きも比較的

簡易ですので一般の方にも身近なものになってきています。

当社でも今週、神戸地裁尼崎支部管轄の競売物件を2本入札して来ました。

入札のメリットとしては、

(1)上手くいけば割安に購入できる

(2)裁判所が売却決定を下すので手続が確実

デメリットとしては、

(1)売主不在のため、瑕疵担保(保証)等がない

(2)占有者の明渡し等に時間を要する場合がある

(3)札が集中すると価格がつり上がり高騰する  等があります。

当社の場合、落札できた場合にはリフォーム等の改修を行い、整備して

改めて市場に流通させます。いわゆる事業目的です。

一企業の「事業」でもあり、広義では「不良債権を適正に流通させる」という

社会的意義の「事業」も含まれます。

尚、高い価格で入札すればするほど取得できる確率は当然上がりますが、

高過ぎる価格で取得しては一企業の「事業」として成り立ちません。

この辺りのバランスが難しいところですが、個人の方の場合には企業による

入札(企業の場合、経費や多少利益も求めますので)に比べて高めに入札

しても合理的な場合もあります。

当社では競売の入札についての代行業務も行いますので、ご興味をお持ち

の方はお気軽にお問い合わせ下さい。(宣伝になりました!S)