業者仲間との恒例旅行があり、宮古島に続いて冬旅をしてきました。
鹿児島への1泊弾丸旅行です。
まずは南九州一のパワースポットと言われる霧島神宮へ。
境内は紅葉が見事でした。
お昼は神宮亭で霧島うどんを頂きました。
さすが黒糖文化、煮物も少々甘めです。
「西郷隆盛像」
西南戦争終焉の地「城山」展望台から桜島を望みました。
晩は薩摩の黒豚。そしてきびなご、薩摩揚げ。
翌日は知覧の「知覧特攻平和会館」へ。
特攻隊員になったのは40~60倍の倍率で選抜された優秀な若人だったようです。
「帰るなき 機をあやつりて 征きしはや 開聞よ 母よ さらばさらばと」
(鶴田正義作)
開聞とは指宿の開聞岳のことです。どのような思いで下界を見たのでしょうか。
「富屋食堂」
特攻の母として慕われた鳥浜トメさんの食堂が保存されています。
当時、陸軍指定の食堂でした。
「俺はホタルになっておばちゃんに会いに来るから」と言い残して出撃した
宮川隊員。
出撃の夜、本当に一匹のホタルが富屋食堂へ舞い込んできて、トメさんが思わず
「このほたるは宮川三郎さんですよ。皆さん、同期の桜を歌ってください!」
と叫んだ話は有名です。
広島、長崎のみならず、日本人なら一度は知覧を訪れるべきでしょう。
鹿児島の歴史を辿り、深く重く心に残る旅行でした。