文月

7月も中旬です。お変わりございませんでしょうか?

7月は旧暦で「文月」、七夕に短冊へ願い事をしたためたり、

詩歌を献じたりすることから「文の月」になったようです。

願い事と言えば、国民の希望を託し、国政の行方を占う「参院選」

が公示され、舌戦が繰り広げられています。

兵庫選挙区は定数3に対して候補者が6名。

街の至るとことに候補者ポスターが掲示されています。

 

 

「1」の欄がブランクです。

気になって調べてみると「NHKから国民を守る党」いわゆるN国党

の候補者のようです。

 

それはともかく、宅建の役員をお受けしている関係もあり、協会が

支援する自公与党の選挙応援へ参加してきました。

 

自民党の「かだ裕之」候補。公示日の朝です。

 

 

公明党の「高橋みつお」候補。公示2日前の激励会です。

 

 

どちらの候補者も、やる気に満ち溢れていて、その熱弁に

思わず引き込まれました。

 

 

菅官房長官も東京から応援にこられていました。

激戦を制するのはどの候補でしょうか、投票は7月21日です!

 

 

選挙も熱いですが、宅建協会も熱いです。月初は支部研修会

からスタート。

 

 

産経新聞社の経済部長さんを講師にお招きして「関西の経済動向

について」お話を伺いました。

先般のG20でも大阪が注目されましたが、2025年の大阪万博や

IR(カジノ等の統合型リゾート)など関西経済のカギを握る事業

が景気を押し上げてくれることに期待です。

 

 

個人的には、「京都・大阪・兵庫(神戸)」が各々ではなく、

関西三都が結束して、特に観光分野で協調していくことが、

経済を押し上げるのに必要な気がします。

 

三都の雄と言えばやはり「京都」です。先日久々に錦市場を歩き

ましたが、『インバウンド効果』を目の当たりにしました。

 

 

外国人客が多くて活気はあるのですが、あちこちに英語表記

や外国人向けの商品ディスプレイ等があって、良くも悪くも

昔の印象とは変わりました。

 

 

錦市場の後は本来の目的地へ。

有難い御呼ばれをいただき、四条河原町の「近又(きんまた)」

さんに伺いました。

 

 

江戸創業の料亭です。お料理も当然有名ですが、その建物は国の

「登録有形文化財」に登録されています。

 

 

 

まるで明治時代にタイムスリップしたような風情です。

 

色鮮やかで繊細な料理はまさに芸術です。

 

目に涼しい、車海老、蛸の卵、コーン、ピーマンなどの冷鉢。

 

鮎の姿焼。

活けで串を打たないと背びれが立たないようです。

手間を惜しまずに、丁寧に作り上げた品々。

日本料理は世界に誇れる文化財ですね!

 

文化やら文大統領やら、様々な「文」が気になる文月ですが

まだまだ高温多湿の日が続きます。

何卒、ご自愛の上、お過ごしください。