10月も半ばです

10月も中盤です。ようやく暑さも和らいできましたがお変わり

ございませんでしょうか。

昨日「大阪万博」が閉幕しました。

再利用や再生を前提としたサティナブルな万博とはいえ、パビリオン

の多くは取り壊されてしまいますね。

パビリオンは「仮設の建築物」や「展示館」といった意味ですが

街中にも多くのパビリオンが存在します。

先日仕事で訪れた「HDCハウジングデザインセンター」

リクシル、タカラスタンダード、TOTOなど名だたる住宅設備

メーカーが商品展示を行っています。

建具なども大きなモニターで確認や色合わせができます。

実物も展示してあるので体感することができます。

こちらは大阪にある「ニチハ」のショールーム。

外壁材の大手商社です。

選んだ外壁材はCGを使ってイメージを確認することができます。

設計図を基に実際に建てる家屋の立体画像を用意いただけるので

大変参考になります。

ショールームではありますが、一種のパビリオンのようです。

そういえば大阪空港にもパビリオンがあります。

ターミナル4階にある「よしもとエンタメショップ」

吉本新喜劇のセットが展示されています。

大阪ならではのお土産も見つけることができます。

そして2020年に移転開業した「宝塚ホテル」

中に入ると重厚な大理石に真っ赤な絨毯が敷いてあり、

宝塚歌劇場の「大階段」も再現されています。

ホテル全体が宝塚歌劇のパビリオンのようで優雅です。

日常でも様々なパビリオンを見学することができます。

とはいえ万博の「大屋根リング」は見ておきたいと思い、

閉幕前に滑り込んできました。

20メートルの高さは想像以上に迫力がありますね。

木のぬくもりを感じるだけでなく、伝統的な貫による

接合がなされています。まさに壮大な建造物です。

万里の長城を思わせる全周2キロの回廊です。

夜にはライトアップされて黄金色に輝いていました。

対岸のコスモタワーから眺めると見事なリングが一望できます。

この全周2kmのリングの内、200mしか残らないのは忍びない

ですね。

何はともあれ関西に活気を与えてくれた万博でした。

熱気に満ちた184日間、関係者の方々には大変お疲れさまでした。

そして今年も残すところ80日を切りました。

気圧や寒暖差の激しい時期ですので、くれぐれもご自愛の上

お過ごし下さい。