親戚の法要で伺った御寺の前に貼ってあった一枚の紙。
「人間は 自分の都合で 鬼と言い 福と言う」
印象に残る言葉でした。
人生には決して福とは言えないことや、また時には鬼となる必要が生じる
こともあるかも知れませんが、得てして自分の都合で事を(相手を)中傷したり、
称賛したりしていることが多いのだと顧みる言葉でした。
話は少し変わりますが、ある書に
「価値ある人生とは どれだけ人の為に 役立ったかである。」
という言葉がありました。
御世話になっている社長で被災地に並々ならぬ熱意をもって支援されている
方がいます。
ご本人は勿論「福」や「神」と呼ばれたい訳ではなく、人の痛みを自分の痛みと
感じて活動されておられる訳ですが、傍から見ていて自省の念を抱くと共に
「価値ある人生を歩んでおられるんだなぁ・・」と畏敬の念を深め、敬意を表さず
にはいられません。自分も頑張らないと!