8月と言えば原爆や終戦の記念日などがあり、かの大戦が
終結した月です。そしてかれこれ終戦から67年を数えます。
最近読んで感動した本をご紹介します。
「永遠のゼロ」:百田尚樹著
この本は戦争に命を捧げた(捧げざるを得なかった)一人の青年
の人生を辿ることで見えてくる「戦争の本質」、そして「真に
尊まれるべき生きざまとは何か?」を考えさせられる一冊でした。
本屋に行けばこのような本もあります。
日本は戦後、自国の歴史にある意味で蓋をして来ました。
大きな復興を遂げましたが、戦争を知る人々も随分減りつつあります。
「戦争で亡くなった多くの人々が、今の日本を見てどう思われるか?」
この答えが「嘆いておられる」、だとすれば申し訳ないことです。
過去の犠牲があって今がある。今の日本は平和ボケと言われて
久しいですが、その結果が「無関心」、「常識や思いやりの欠如」、
はたまた「利己主義」なら嘆かれて当然でしょう。
「永遠のゼロ」、もっと真摯に生きなければ・・と反省させられる本でした。