今日は3月11日です。
地震の被害に遭われた方々には随分と長い5年だったのではないかと想像
します。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたします。
多数の方が心身に多くの傷を負われ、癒えていないどころか、まだまだ
様々な苦難に直面しておられ、苦悩を背負われていることと思います。
大きな災害を見て思うのは、やるせなさや無念さですが、この宇宙には
人間の力では決して抗うことが出来ない「理不尽」というものが存在し、
宇宙の「道理」や「理不尽」は人間には理解できないのだろうということです。
埼玉県の中学校で3月11日に予定された卒業祝い給食について
「鎮魂の日に祝うとは非常識」と批判された教諭があるようですが、
鎮魂と卒業のはなむけとは次元が違うように感じます。
でなければ3月11日に生まれた方は一生涯祝えなくなってしまう。
ありきたりではありますが、被災地の皆様に少しでも平穏な日が訪れます
ことを祈念いたします。